三山 優子(卒業生|障害者福祉施設八王子療護園)
利用者様の「楽しみ」を考えている時がわたしの「幸せ」です!
勤務先は入所と通所を併せもった施設で、40~50代の方を中心に脳性マヒや中途障害の方がいらっしゃいます。一人ひとりの状態に合わせた機能訓練、認知訓練、創作活動、グループ活動を行うことが私の仕事です。思うように体が動かない利用者様が対象なので、事故が起きないよう細心の注意を払いながら、自立できるよう工夫しています。
利用者様の「楽しみ」や「喜び」って何だろう...、想像しながらプログラムを考えている時が私の最も幸せな時間です。利用者様がいつもと違う反応をしてくれた時は「やったね!!」と...。
今の課題は障害をもった利用者様の気持ちをどうやって前に向けられるか、どうやったら積極的な人生を歩んでもらえるかです。利用者様の人生に寄り添う作業療法士を目指して日々努力を続けています。
(2010年度卒業/2015年インタビュー)