1施設で暮らす高齢者・障害者を介護する
特別養護老人ホーム
入浴・排泄・食事などの介護や日常生活上の援助、リハビリ、健康管理など
グループホーム(高齢者)
共同生活しながら、認知症の利用者に対して日常介護や援助、機能訓練などをします。
ケアハウス(高齢者)
食事管理など日常生活上必要な援助をします。
障害者支援施設
入浴・排泄・食事などの介護や職業訓練などを行ないます。
介護の第一は
援助を受ける方の気持ちを感じること
介護福祉士は、何らかの障害があって日常生活に支障をきたしている方に、身辺の介護や健康管理など、生活面の支援をする仕事です。
入浴・排泄・食事などの介護や日常生活上の援助、リハビリ、健康管理など
共同生活しながら、認知症の利用者に対して日常介護や援助、機能訓練などをします。
食事管理など日常生活上必要な援助をします。
入浴・排泄・食事などの介護や職業訓練などを行ないます。
利用者にリハビリやレクリエーション、入浴等の援助をします。
日常生活の自立訓練や就労に必要な職業訓練を行ないます。
通い(デイサービス)を中心に、状況や希望に応じて、 「訪問」や「泊まり」を組み合わせてサービスを提供します。
介護福祉士になるには、厚生労働大臣の指定する介護福祉士養成校(専門学校や大学等)で所定の課程を2年以上学んで介護福祉士の国家試験受験資格を取得した上で、国家試験に合格することが必要です。
あるいは就職して働きながら資格取得を目指すことも可能です。その場合は介護福祉施設での3年以上の就労経験と、専門学校等での6ヶ月以上の学習によって受験資格を得ることができます。それ以外にも特別な高等学校を卒業して国家試験を受ける方法や、二国間連携で来日した外国人が所定の条件を整えて国家試験を受ける方法もあります。
本校教員による「お仕事コラム」です。進路選択の参考に、ぜひご一読ください!
1980年代に我が国は世界一の高齢社会になりました。いまやすべての産業において「高齢者」は重要なキーワードになっています。そして介護福祉の現場でも、真の優しさをもった介護福祉人材が求められています。人の役に立つ仕事をしたい、笑顔を生みたい、福祉の仕事がしたいと考えている方は、ぜひ『介護福祉士(国家資格)』を取得することをお勧めします!
一時期、介護の仕事は3Kなどと言われ、あまり良いイメージを持たれていませんでした。しかし、現在は施設環境や衛生面、労働条件などが大きく改善されており同じ3Kでも『感動、共感、幸福』とイメージが前向きな方向へと変わってきています。「虹の7K」と言っている専門家もおり、魅力的な仕事であるという良いイメージに変化しています。
介護とは国民の「期待」に応える仕事であり、やればやるほど家族や利用者に喜ばれる仕事です。
介護は利用者に光を当て、人生に「希望」を持ってもらえる仕事です。
人々に「感謝」され、時に「感激」もされる仕事です。
今は福祉器具や認知症に関する「研究開発」が急ピッチで進んでいます。
挑戦した成果が形となり、利用者と共に「感動」を直接体験できます。
介護は人間の「幸福」を司る(つかさどる)専門職です。
世の中は、少しずつ労働人口が減少する傾向にあり、大学生の就職率も回復しつつあると報道されています。しかし、そうは言っても就職希望者全員が望む就職をできる状況ではまだないようです。また、希望の就職を得るためにあえて留年したり、卒業後、専門学校などに進学するケースも増えています。存亡の危機にたっている会社の社員には「学び直し」によって資格を取り、転職を目指す人も少なくありません。そういうケースでは、より安定した資格として、国家資格(介護福祉士など)を取得したいと考えている人が多くいます。
福祉業界は景気の影響を受けずに求人は安定しており、働きたい施設に就職することができます。今後も求人が増え続けていく分野です。また給料などの待遇も改善されており、国をあげて働きやすい環境を整えていこうと努力されています。
東京都では「働きやすい福祉職場」として、個々の施設に対して認定していく制度も始まります。
現在、本校に送られてくる求人の平均的な基本給は1カ月20万円前後です。その他に賞与をはじめさまざまな手当ても付きますので、世間のイメージよりはるかに充分な給与がもらえます。昇給や手当の増額も期待できます。 結婚や出産後も継続して働くことができます。産休や育児休業、介護休業を実施している施設も増えており、働きやすい環境がどんどん整備されています。男女問わず、長く仕事を続けていくことができる環境にあります。
制度の詳しいことや介護・福祉についてなど、ご質問は本校までお問い合わせください。福祉の制度や法律はきめ細かく見直され続けています。情報が入りましたら適宜発信したいと思います。