未経験の開拓
2014年11月11日
OT科には「学習支援」というカリキュラムがある。
様々な基礎科目、専門科目とは別に、これらがよりよく学習できるように・・・
そして作業療法士として対象者のことを考えられるようにするために行われている。
本来は学年ごとに行われるものだが、今回は1、2年合同で行うこととなった。
前期では2年生が1年生を支援するということで、インタビュー後に支援計画を立て、
実際に支援していったが、今回は1年生が2年生を支援することとした。
2年生は1年生よりは専門科目を勉強し、実習にも多く行っている中で、支援するというイメージがついている
と思われるが、1年生は基礎科目が多いため具体的な学習をしていない。
そんな中一生懸命に取り組んでくれた。
中1日しかない中でアプローチ方法を考え、準備までしてくれた1年生には感謝している。
終始和やかな雰囲気で時間が過ぎ、2年生には多くの満足が得られたとの感想文もあったが、
その分多くの指摘も2年生からは頂いた。多くは準備不足とインタビューの聞く態度だったが、
同じことを先生にも言われたのかな?と微笑ましい部分も感じ取れた
最後は班ごとに集まり振り返りを行った。
最後に一言「他者を援助するとは?」という問いに我々が常に思っていることが学生から出されたことは
感慨深いものがあった。経験の中で自分たちが感じ、自分たちの言葉で創出したものだからだ。。。
学習支援・・・
作業療法を目指す上で「勉学」や「技術」という側面からだけではなく、
人が人に関わらせてもらうことの気づきの時間となれるよう、我々も気を引き締めないと!と思える時間となった。。。