演習Ⅱという実習
2016年09月20日
今年も演習Ⅱという4日間の実習が無事終わりました。
嬉しそうに実習中のことを口にする学生さんや、格段に成長した学生さんたちを見ているとこちらまで嬉しくなります。
本校には「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」という実習があります。
作業療法の実習は通常「見学実習(1週間)」「評価実習(3週間×2)」「総合実習(8週間×2)」で行われます。
本校の場合、「見学実習」の代わりに「演習Ⅰ(3日間)」「演習Ⅱ(4日間)」があります。
これは、「見学実習」が作業療法の現場を体験して考える実習であるのに比べ、「評価実習」が実際に患者さんを作業療法評価し今後の目標などを考える実習という特性があるため、そのギャップに混乱する学生さんが多いからです。
「演習Ⅰ」と評価実習の間に「演習Ⅱ」を挟むことで、ギャップを減らし学生さんたちが余裕を持って実習に取り組むための工夫なのです。
ネット上では「実習が大変!( ̄◇ ̄;)」 とか 「つらい~(´Д`ι)」 などという言葉があふれています。
そういう場合、内容を読むと実習がマイナスの体験になってしまった学生さんが書いていることがほとんどです。
しかし実際に実習を終えた学生さんの大半は、患者さんや実習指導者に心から感謝し、笑顔で帰ってくるという現実があるのですが、残念ながらそれが伝わりづらくなっているように思います。
実習は確かに楽ではありません。
でも「楽しかった♪」「大変だけど行ってよかった!」「実習先に就職したい」と口にする学生が実際はたくさんいるのです。
本校のオープンキャンパスでは、実習に行った在校生の生の声を聞くことが出来ます。
是非一度足を運んでみてください。