棕櫚亭ピアスさんがやってきた!
★オンラインオープンキャンパスも実施しています★
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本校のそばにある「精神障害者支援施設 棕櫚亭」さんが今年も講演しに来て下さいました!
棕櫚亭さんは地域で暮らす精神障害をお持ちの方々の就労や生活を支える施設です。
授業の中で学生さんたちが小グループで交流させて頂く時間などもあり、毎年大変お世話になっています。
今回は棕櫚亭グループの「ピアス」という就労支援をする部署から、利用者の佐々木さんとスタッフの尾崎さん(作業療法士)をお招きしての講演となりました。
ピアスでは就労訓練の一環として宅配弁当を作っているため、希望する学生さんたちも注文して講演当日のお昼に食べてから講演に臨みます。
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講演ではまず尾崎さんからピアスの就労支援について説明がありました。
就職した後もしっかり継続できるように、利用者の方と同じ目線で熱心に取り組んでいることが伝わってきました。
「メンバーのことはメンバーが一番詳しい」
「寄り添うためには忍耐力・想像力が大切」
「ただ寄り添うだけでない専門的な視点も大切」
印象に残る言葉が沢山ありました。
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続いて利用者の佐々木さんから、生い立ちから現在の取り組みまでのお話がありました。
就労するにあたって課題となる部分については、常にその対策を考え取り組まれているとのことでした。
話も楽しくわかりやすく、終了後の学生さんの感想でも「話し上手でわかりやすかった」との声が上がっていました。
現場のリアルなお話は学生さんたちの心にも響いたようです。
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作業療法士は、人を支援する仕事です。
そこには支援を受ける方々の思いがあります。そして支援者はその思いに応えるという覚悟や思いが必要とされます。
そんなことを改めて考えることになった、お二人の素晴らしい講演でした。
佐々木さん、尾崎さん、ありがとうございました!