着任のごあいさつ
2020年05月11日
★オンラインオープンキャンパスも実施しています★
皆さんこんにちは。
この春から丸山先生の後任として参りました、佐々木と申します。この場をお借りして簡単な自己紹介と皆さんにひとことお話をさせて頂きます。
私の大学(文学部)卒業後の職業人生のスタートは、何とコック見習いでした!そこから縁あって精神障害を持つ方が通う作業所に就職することになり、その後精神科救急病院、障害者職業センター、OT免許を取り精神科病院へと渡り歩き、現在当校の専任教員にたどり着きました。
いま振り返ってみると、初めから「自分はこうなりたい」と一貫した目標があったわけでなく、その時々で縁があって就職した先から繋がって、いまの自分があります。例えるならば、1か所に根を張るのではなく、風に乗って落ちた先で花を咲かせ、また種になって飛んでいくたんぽぽのような職業人生だと自負しています(陰でたんぽぽ先生と呼ばないように)。
職場により仕事内容が変わりますが、これまで経験したこと、学んだことは一つとして無駄なことはなかったと思います。これは作業療法士という職業だからこそ余計にそう思えるのかもしれません。作業療法はひとと関わる仕事ですが、その仕事にこれまでの経験が何らかの形で活かされると言えます。学生の皆さんは、今は何の役に立つのかわからないとか、無駄と思えるようなことでも、きっといつか何かの役に立つ日が来ます。だからこそ学校での3年間は将来の自分にとって無駄なことは一つもありません。いまを大事にして、沢山学び、沢山遊び、学生生活を楽しんでください。
これからどうぞよろしくお願いします。