☆社会人が作業療法士を目指すメリット☆
★オンラインオープンキャンパスも実施しています★
こんにちは。秋らしくなってきましたね。
秋といえば食べ物の秋、スポーツの秋、読書の秋・・
色々ありますが、ここはやっぱり「学問の秋」をプッシュしたいところです。
今日は、当時準公務員として安定した人生を送っていた私が、なぜ作業療法士を目指したか書きます。
私は大卒後、IT関係の職場で働いていましたが、学生時代にやっていた発達障害児と遊ぶボランティアの世界に惹かれて、福祉系の準公務員に転職しました。
元々、資格取得が好きだったので法律の資格や不動産の資格を始め、船や無線など遊び系の資格も取っていました。しかし、今でも使っている資格は自動車免許と作業療法士免許くらいです。
そもそも支援させていただく仕事というのは沢山あります。どの仕事もかけがえのないものですが、私の中で支援の中核と考えていたのは医療でした。医療行為というものは特別なもので、ほとんどの法治国家では一部を除き他人の身体に影響を与えるような行為は規制されています。
そこで様々な仕事を紹介する書籍などを読み検討しました。元々、精神領域のリハビリテーションに興味があったのですが、そのためには作業療法士という資格が必要だとわかりました。そこですぐに情報収集し、ある病院を見つけました。
当時は今より作業療法士の数が少なく、奨学金を出してくれる病院もあり病院に所属しながら作業療法士養成校に通わせていただいていました。当時と比べると作業療法士は増えましたが、今の方が助成金や学校独自の奨学金など金銭的負担は減っているように思います。本校でも学生の皆さんをサポートする各種奨学金を用意していますので、気軽にお問い合わせいただければと思います。
作業療法士は良い仕事だと改めて思います。もし作業療法士でなければ,自分の体のことなんてほとんどわかりません。「環境と人間の関係性」や「身の回りのことをとらえるための様々な枠組み」なども考えることすらなしに寿命を終えていたかもしれません。
スポーツがうまくなるために工程を細分化して作業効率を高める視点や、5分かかる仕事を4分で出来るように作業効率を工夫する方法も身についていなかったかもしれません。
作業療法は仕事だけでなく、親戚の認知症対応にアドバイス出来たり、自分の普段の生活にも大きな影響をもたらす素敵な仕事です。
特に社会経験がある人はきちんと学び客観性を身に着ければ、働く中で身についた様々な経験を活かすことができるのです。
それは自分だけでなく、ひいては担当する対象者の利益にもなるのです(教員K)